謎の数字h-index
カテプシンKの阻害剤が、いよいよ骨粗鬆症市場に投入されそうですし、iPS細胞による治療も現実味が増して来て、自分はどういうポジションでいる事が一番世の中のために役に立てるか、考える今日この頃。
気分もだいぶ落ち着いては来ましたけれど、ここ数年は学会にもあまり出ず、かと言って論文書いてるわけでもなく、ただひたすらに細胞を集めていたわけです。それゆえ、ある意味自由、ある意味不自由。
研究の評価の変遷は、まずとりあえず論文数=共著でもなんでも数打てば良かった古き良き時代の名残、インパクトファクター=最初はインパクトがあったが今は研究者よりも出版社が必死、Citation Index=自分たちによる自分たちの文献引用で上がったけれどコンピュータはだませなかった(自分で引用した自分の論文は簡単にはじかれる)、という感じで、どれも数値を参考にすればその裏をかこうとする輩が出て来て、失敗に終わっています。
そこで、2005年あたりから論文の厚み評価というか、どれだけ沢山引用される面白い論文を沢山出しているかという評価値h-indexが導入されました。あまり普及しないのは、数値の意味が分かりにくいからでしょう。適当に計算してみると、僕のh-indexは19と出ました。19報の論文が19回以上引用されてるという事らしいです。という事は、次の論文は、引用回数20回を目指せば良いという事になりますね。
論文数でも、インパクトファクターでも、h-indexでも、要は自分のモチベーションが上がるような数値目標を立てて、研究をするというのが良いと思います。つまらない競争だけはしてはいけません。
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